バンカーショットの距離感がつかめない人へ|打ち分けのコツとおすすめ動画3選

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「出すだけならできるけど、距離が合わない…」そんな悩みを抱えるゴルファーは多いのではないでしょうか?バンカーショットは特殊な打ち方ゆえに、距離のコントロールが難しいショットのひとつです。しかし、打ち方のコツや考え方を理解すれば、距離感はしっかりと身につけることが可能です。

本記事では、距離感が合わない理由から、打ち分けの考え方、そして役立つ動画までを丁寧に解説します。

目次

バンカーショットで距離感が合わない理由とは?

バンカーショットは「出すだけならなんとかなるけど、狙った距離に打つのが難しい」と感じる人が多いショットです。なぜ距離感が合わないのか、その理由は以下のような要素にあります。

  • スイングの大きさとスピードが安定しない:その場の感覚で打ってしまうと毎回ばらつきが出やすくなる
  • クラブフェースの開き具合が毎回違う:ロフト角が変わることで飛距離が大きく変化する
  • 砂の質やライによって飛距離が左右されやすい:同じ打ち方でも「硬い砂」「湿った砂」では結果が変わる
  • 目標意識があいまいなまま打っている:「どのくらい飛ばすか」を明確にイメージできていないと距離感は安定しない

バンカーショットは、インパクト時に砂の量やクラブの入り方で飛距離が決まるため、スイングの再現性が特に求められます。つまり、距離感が合わないのは感覚の問題ではなく、“仕組み”の理解と準備不足が原因なのです。

次の章では、どうすれば距離感を安定させられるのか、その考え方と打ち方を解説していきます。

距離感を安定させるバンカーショットの打ち方と考え方

バンカーショットで距離感を安定させるには、「再現性のあるスイング」と「距離を打ち分ける考え方」の両方が欠かせません。感覚に頼るのではなく、距離を決める“変数”を理解し、意図的にコントロールできるようになることがポイントです。

特に意識すべき点は以下の通りです。

  • 振り幅とスイングスピードで飛距離を調整:ピッチングのように、スリークォーター・ハーフスイングなどで距離感をつかむ
  • クラブフェースの開き具合を一定に保つ:同じロフト角で打てるようにすると距離が安定する
  • クラブ選びを変えて対応する方法も有効:近距離はSW、中距離はAWやPWなど、状況に応じて使い分けることで無理のないスイングが可能
  • 練習で“自分の基準”をつくることが大事:たとえば「振り幅8時-4時で20ヤード」など、数値で把握できると実戦でも自信が持てる

このように、バンカーショットも他のショットと同様に、計画的に組み立てることができます。

バンカーショットの距離感が学べる!おすすめYouTube動画3選

距離感を安定させるには、正しい理論を“見て”理解することが非常に効果的です。ここでは、プロや人気インストラクターによるバンカーショットの距離感に特化したレッスン動画を3本厳選してご紹介します。

振り幅やクラブ選びの考え方、状況別の打ち分け方などがわかりやすく解説されており、実践にもすぐに活かせます。ぜひ自分に合ったスタイルを見つけてください。

GOLFavo|バンカーの距離感を身につけるための2つのポイント

はじめに紹介するのは、登録者数50万人以上を誇る、GOLFavoの動画です。

プロゴルファーのわたり哲也氏が、バンカーショットの距離感を身につけるために必要なアドレスのコツを紹介してくれています。スイング自体を変える必要はないので、ミスが少なくスコアアップにつながりますよ。

1つ目のポイントは、「飛距離に合わせて重心の位置を変える」ということです。

  • 近いバンカーショットの場合:重心を下げる
  • 遠いバンカーショットの場合:重心を下げすぎない

動画でも紹介されていますが、重心を下げることで左右の体重移動がしにくくなるため、よりパワーが出にくい状況が作れます。また打点が安定してボールに向かって振っていけるため、短い距離でも正確に打てるようになりますよ。

反対に、遠いバンカーショットの場合は重心を下げすぎずに打ちましょう。左右の体重移動がしやすいため身体を使いやすく、距離を出せるようになります。

とてもシンプルでわかりやすいポイントですよね。どれくらいの重心にするとどれくらいの距離が出るかは自身のスイングや砂の質などによっても変わってきますので、ぜひ試しながら取り組んでみてください。

三觜喜一MITSUHASHI TV|バンカーショットの距離を打ち分けるのに知っておくべきこと

続いて紹介するのは、三觜喜一MITSUHASHI TVです。ジュニアをメインに約20年の指導歴を持つ三觜プロが、初心者にもわかりやすくバンカーショットの距離を打ち分けるために知っておくべきことを教えてくれています。

  • 距離を出すとき:通常と同じように構えてフォロースルーを大きくする(テイクバック:フォロースルー=1:2くらい)
  • 距離を出したくないとき:大きく上げて止める(テイクバック:フォロースルー~2:1くらい)

こちらもシンプルで非常にわかりやすいポイントです。ただし、砂がふかふかの場合で距離を出したくないときに手を止めてしまうとバンカーからボールが出ない可能性があるため、その場合はフェースを思い切り開いて振り抜く判断が必要です。

動画のなかでは、目玉状態になった場合の出し方も解説されています。目玉になるということは砂の層が下が固くて上が柔らかい、ということのため、通常であればフェースを閉じてリーディングエッジを当てていきます。しかしアゴが高い場合などは高さも出したいため、フェースは開いたままヒール部分を当てていくことが大切です。

目玉は悩んでいる人も多くいると思いますので、距離感の学習と合わせてぜひ習得してくださいね。

プロゴルファー中西直人【あゆみ】チャンネル|簡単な距離感の出し方

最後に紹介するのは、中西直人プロによるバンカーショットの距離感の出し方です。難しいことはしないで簡単に身につけられる内容となっているため、ぜひ参考にしてください。

  • 遠い距離を打ちたいとき:フェースを開きハンドファーストにして横から打つ
  • 短い距離を打ちたいとき:肘を身体から遠くしない意識で縦気味に打つ

肘を意識した打法はあまり聞かないため、中西プロの独自理論かもしれません。しかし、肘を使うことで手首の力が抜け、少ない力でも振っていけるため、試してほしい打法です。

真剣ななかにも笑いがあり、とても見やすい動画となっています。

バンカーショットの距離感は「理屈×練習」で磨ける

バンカーショットの距離感は、感覚だけに頼らず「理屈を理解し、繰り返し練習する」ことで確実に身につきます。振り幅・スイングスピード・クラブの使い分けといった要素を自分なりに整理し、再現性を高めていくことがポイントです。

今回紹介した動画も活用しながら、自宅や練習場で基準をつくっていけば、実戦でも距離感に迷わなくなります。バンカーは、苦手を克服すればスコアメイクの武器になります!

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