バンカーの距離感の作り方。距離のあるバンカーの打ち方も紹介します

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「バンカーの距離感が全然合わない」

「飛びすぎてしまう気がして、思い切りスイングできない」

このように、バンカーに対して苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか?

バンカーショットは、砂とボールを同時に飛ばす打ち方なので、通常のショットと比べると距離感が出しにくいと感じるかもしれません。

しかし、法則やパターンを知ってしまえば、比較的カンタンに距離感を作ることが可能です。

今回ご紹介するYouTube動画を参考に、自分なりの距離感づくりに励んでみてください。

目次

バンカーショットの距離を打ち分ける3つの方法

はじめに、国内男子ツアーのトッププロ、堀川未来夢さんが運営する「堀川未来夢チャンネル」から、おすすめ動画をご紹介します。

堀川プロは本動画にて、バンカーショットの距離感を打ち分ける3つの方法を教えてくれています。

その方法とは、次の3つです。

  • クラブを変える
  • クラブを入れる場所を変える
  • アドレスの向きを変える

それぞれ解説します。

【方法①】クラブを変える

距離感を変える、もっとも簡単な方法のひとつです。

バンカーショットにおいて距離感を変えるには、振り幅やフェース向き、砂を取る量などを変化させるのが一般的。

しかし、これらは難易度が高く、月イチゴルファーには難しいテクニックかもしれません。

そこで、打ち方は変えず、使用クラブを変更します。

使用クラブを変えるだけなら、上記のような面倒かつ難易度の高い作業は一切不要。

誰でも簡単に、距離の打ち分けが可能になります。

堀川プロの場合、クラブの使い分けは以下の通りです。

  • 10ヤード:58度
  • 20ヤード:58度もしくは52度
  • 30ヤード:52度もしくはPW

もちろんプレーヤーのスイングスピードやパワー、性別などによって、クラブの選択肢は異なります。

さまざまなクラブで打ってみて、自分なりの距離感をつかんでみてください。

【方法②】クラブを入れる場所を変える

ボールのどれくらい後ろにクラブを入れるか?」によっても、バンカーの飛距離を調節することができます。

クラブを入れる場所によって、取れる砂の量を調節できるからです。

具体的に言えば、クラブを落とす場所がボールから遠くなるほど飛距離が落ち、ボールに近くなるほど飛距離が出ます。

「クラブの入れ場所を変える」と聞くと、難しいと感じるかもしれませんね。

まさにその通りで、かなり高等なテクニックなので、くれぐれも無理は禁物です。

地道に練習を重ね、時間をかけて習得するようにしましょう。

【方法③】アドレスの向きを変える

ドライバーやアイアンショットでは、スタンスをオープンにするほど飛距離が落ちるのがセオリーです。

この原理を利用すれば、バンカーショットでも飛距離を調節することができます。

オープンスタンスにするほどカット軌道になり、ボールに伝わる力が減少するからです。

たとえばスクエアに構えて30ヤード飛ばせる場合、5ヤード左に向くことで、10ヤード減の20ヤードを打つことができます。

注意点は、スタンスはオープンでも、フェースはターゲットを向けておくことです。

フェースまで左に向けてしまうと、ボールが左に飛んでしまうので注意しましょう。

バンカーの距離感は振り幅で作る

国内ツアー18勝を誇る、藤田寛之プロのYouTubeチャンネル「BK GOLF CHANNEL」から、バンカーショットの距離感に関する動画をご紹介します。

バンカーが苦手な人のなかには「どれくらい振ったら、どれくらい飛ぶか?」を把握していない人も多いのではないでしょうか?

藤田プロいわく、振り幅と距離には密接な関係があるそうです。

バンカーは通常の半分しか飛ばない

覚えておくべきポイントは、バンカーショットは通常のショットの半分から3分の1程度しか飛ばないという点です。

つまり、バンカーから20ヤード飛ばしたければ、40~60ヤード飛ばすつもりで振らなければならないということです。

ポイントは、バンカーだからといって力いっぱい振らないことと、フィニッシュまでしっかりと振り切ること。

クラブの重みを感じながら、自分が決めたフィニッシュのポジションまでゆったりと振り切りましょう。

そうすれば、柔らかい弾道で、狙った場所にボールを運べるでしょう。

距離が遠いバンカーの打ち方

最後に、人気ゴルフチャンネル「ゴルフレッスン動画 Tera-You-Golf」から、距離が遠いバンカーの打ち方についてのレッスン動画をご紹介して終わりにします。

ここまでは、おもに30ヤード以内の、比較的距離が少ないグリーン周りのバンカーの打ち方を紹介してきました。

しかし、実際のラウンドでは、50ヤード以上という距離の長いバンカーショットを打つ機会もあるでしょう。

その場合の打ち方を、てらゆーさんがわかりやすく解説してくれています。

おもな方法は、次の2つです。

  • ボールを直接打つ方法
  • ピッチングウェッジで打つ方法

それぞれ確認していきましょう。

【方法①】ボールを直接打つ方法

ひとつめは、通常のアプローチのように、ボールを直接クリーンに打つ方法です。

振り幅は、いつものアプローチと同じ。

50ヤード打ちたければ、50ヤードの振り幅で打ちます。

この打ち方は距離感を合わせやすい反面、少しでもクラブが手前に入ると大きく飛距離を落としてしまうというデメリットがある点には要注意です。

難易度が高めのため、練習を積んでからラウンドで試すようにしましょう。

【方法②】ピッチングウェッジで打つ方法

こちらのほうが難易度が低めで、アベレージゴルファーにはおすすめの方法です。

ピッチングウェッジのような大きめのクラブを持ち、ふつうのバンカーのようにエクスプロージョンショットを打つというやり方です。

先ほど藤田寛之プロの動画でもあった通り、エクスプロージョンは通常の半分ほどしか飛距離が出ません。

そのため、しっかりと大きなスイングで打つことが大切です。

仮に50ヤード飛ばしたければ、100ヤードの振り幅でスイングしなければいけないということです。

デメリットとしては、万が一クリーンにヒットした場合、ボールが飛びすぎてしまう点が挙げられます。

それを回避するには、動画でてらゆーさんがアドバイスしているように、スタンスを広げて腰を落とすようにしましょう。

そうすれば、砂ごとボールを運べるため、飛び過ぎを回避できるはずです。

まとめ

今回は、バンカーの距離感の作り方について、3つの動画をご紹介しました。

バンカーの距離感は、上級者を目指すうえで、避けられないスキルのひとつです。

ぜひ今回ご紹介した動画を参考に、練習を重ねてみてください!

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