ドライバーとアイアンの打ち方の違い【スイングは変えるべき？】

アイアンとドライバー、どちらも安定して打てるようになれば、スコアは安定します。

ですが、ラウンドに行くと必ずどちらか一方が乱れてしまうという人は多いのではないでしょうか。

今回は、アマチュアゴルファーの永遠の悩みとも言えるこの問題を、ズバッと解決してくれるYouTube動画をご紹介します！

アイアンとドライバーは目的が違う！だから打ち方も変えるべし！

まずは、JPDA（日本プロドラコン協会）所属プロである小池正次さんが運営する人気YouTubeチャンネル「飛ばしてなんぼ！」からご紹介します。

小池プロは動画内で、そもそもアイアンとドライバーは目的が違うものだからスイングも変えるべきだと主張しています。

「狙うクラブ」か「飛ばすクラブ」か？

皆さんご存知の通り、アイアンは「狙うクラブ」で、ドライバーは「飛ばすクラブ」です。

そもそも目的が違うわけですから、アイアンとドライバーのスイングは違って当然です。

でも実際には、明確にスイングを分けている人は少ないような気がします。

その証拠に、ターゲットを狙うはずのアイアンでマン振りしている方が少なくありません。

アイアンはターゲットを正確に狙うクラブのため、スイング幅は小さくすべきと小池プロは言います。

力感は、だいたい7割くらい。

肩から肩までのスリークォーターで振りましょう。

一方のドライバーは「飛ばすクラブ」のため、フルスイングを基本とします。

とはいえ、力んでしまっては元も子もありませんので、9割くらいの力感でOKです。

大きなテークバックから、フィニッシュまで一気に振り抜きましょう。

まずは大前提として「アイアンはスリークォーター」「ドライバーはフルショット」という違いを明確に持っておきましょう。

ドライバーとアイアンの打ち方の具体的な違い

人気YouTubeチャンネル「ゴルフレッスン動画 Tera-You-Golf」では、具体的なスイングの違いについて解説しています。

動画の中で、てらゆーさんは2つの違いを挙げています。

それぞれ見てみましょう。

縦振りと横振りの違い

てらゆーさんがアイアンとドライバーの大きな違いとして挙げているのが、縦振りか横振りかの違いです。

なぜ両者で違いが生まれるかというと、シャフトの長さが違うからです。

たとえば、短い9番アイアンは、構えたときのシャフトの角度が地面と垂直に近いため、縦振りに近いスイングになります。

一方の長いドライバーは、アドレス時のシャフトの角度が地面と平行に近く、横振りのイメージとなります。

ゴルフでは、どのクラブでも、アドレスした時のシャフトの角度に沿ってスイングするのが基本です。

そのため、短いアイアンほど縦振りになり、クラブが長くなるにつれて横振りになっていくのが自然というわけですね。

頭の位置の違い

もう一つの違いは頭の位置です。

ダウンブローで打つアイアンは、構えた時とほぼ同じ頭の位置で回転するのが基本です。

しかし、アッパーブローで打つドライバーは、頭の位置をテークバックで右足の内側に移動したら、頭を右に残したまま回転しなければいけません。

ダウンスイングで頭が左に流れてしまうと、弾道が低くなったりプッシュアウトしたりといったミスが多くなるので注意しましょう。

アイアンとドライバーは重心の違いで打ち方が変わる？

JLPGAツアー7勝を誇る佐伯三貴プロが運営する「佐伯三貴ゴルフchannel」より、プロならではのアドバイスをご紹介します。

本動画内で佐伯プロは、重心の高さをコントロールすれば上手く打てると語っています。

アイアンは低重心、ドライバーは高重心で打つ

佐伯プロは「アイアンは低重心」「ドライバーは高重心」で打つべきだと言います。

ここで言う「重心」とは、自分の身体の中にある重心のことです。

たとえばショートアイアンの場合は、おへそのやや下あたりに重心があるイメージを持ちます。

すると、自然にアドレスが深くなり、スイングもコンパクトになります。

一方のドライバーは、胸のあたりに重心があるイメージで回転します。

すると、前傾が浅くなり、自然とスイングが大きくなります。

自分も試してみましたが、確かに重心位置のイメージを変えると、振り幅が変わりました。

「練習を通じて自分のベストな重心位置を見つけましょう」と佐伯プロはおっしゃっていたので、しばらく試してみたいと思います。

まとめ

今回は、ドライバーとアイアンの打ち方の違いを解説している3つのYouTube動画をご紹介しました。

どの動画にも共通しているのは、ドライバーとアイアンは打ち方を変えるべきという点です。

とはいえ、スイング自体を大きく変える必要はなくて、変えるのは「イメージ」であることがほとんどです。

動画では、今回ご紹介しきれなかった効果的なドリルや練習方法も解説してくれているので、興味がある方は参考にしてくださいね！