ドライバーでドローとフェードを打ち分けることができたらカッコいいですよね。
何よりOBの心配がなくなるので、スコアアップも間違いなしです。
でも「打つたびにスイングを変えるなんて、そんな器用なことできっこないよ……」と思っている人もいるでしょう。
そこで今回は、スイングを変えることなくドライバーでドローとフェードを簡単に打ち分けられる動画を探してみました!
目からウロコの情報が満載でしたよ!
ボールを置く位置でドライバーのドローとフェードを打ち分ける
「MITSUHASHI TV」は、PGAティーチングプロのライセンスを持ちツアープロコーチとしても活動する三觜喜一さんが運営するYouTubeチャンネルです。
この記事を書いている2024年7月現在、チャンネル登録者数は42万人超え。
ゴルフジャンルではトップクラスの人気です。
三觜さんは本動画内でドローとフェードは「ボール位置」を変えれば簡単に打ち分けられると言います。
それぞれのボール位置は、以下の通りです。
- ドロー:ボールを右寄りに置く
- フェード:ボールを左寄りに置く
ドローはボールを右寄りに置く
三觜さんによると、ドローを打つとき、ボールは「右寄り」に置くといいそうです。
理由は次の2つです。
- フェースを開くため
- インサイドからクラブを入れるため
ドローとは、ボールが右に飛び出し、左へ戻ってくる弾道のこと。
そのためには、インパクトでフェースを開かなければいけません。
「インパクトでフェースを開く」と聞くと、難しそうですよね?
ですが三觜さんは「ボールを右寄りに置けばフェースは自然に開く」と解説しています。
「フェースを開いたらスライスしそう」と思う人もいるかもしれません。
ですが、ボールを右寄りに置くと自然にスイング軌道がインサイドアウトになるので、ちゃんとドローボールが打てるそうですよ。
フェードはボールを左寄りに置く
反対に、フェードボールはボールを「左寄り」に置けばOK。
理由はドローボールとは反対に
- フェースを閉じるため
- アウトサイドからクラブを入れるため
です。
フェードは、ボールが左に飛び出し、右に戻ってくる弾道です。
つまり、フェードを打つにはインパクトでフェースを閉じなければいけません。
だけどフェースを閉じたらフックしそうに感じますよね?
でもご安心を!
ボールを左に置く分スイング軌道がアウトサイドインになるので、ちゃんと右に帰ってくるそうですよ。
ボール位置を変えるだけなので簡単!
この方法の良い点は、ドローやフェードを打ち分けるのにスイングを変える必要が全くないことです。
ラウンド中にスイングを変えようとすると、スコアがめちゃくちゃになりませんか?
これは、いつもと違う「不慣れな打ち方」をしようとするからです。
だけどボール位置を変えるだけならスイングを変えなくて済むので、安心できそうですね。
僕も実際にやってみました!
確かにボール位置を変えただけで、ボールの飛び出し方向は簡単に変わりますね。
ですが、そのまま右にすっぽ抜けてしまったり、左に引っ掛けたりすることがあったので、先に短めのアイアンで感覚をつかんだほうがいいかもしれませんね。
ボールとヘッドの関係でドライバーのドローとフェードを打ち分ける
ツアープロの堀川未来夢さんが運営する「堀川未来夢チャンネル」で興味深い動画を発見!
その内容というのがアドレス時の「ボールとヘッドの距離」を変えてドローとフェードを打ち分けるというものです。
ちなみにこの方法は、堀川プロが他のツアープロのアドレスを観察する中で発見したそうですよ!
ドローはヘッドをボールから離して構える
堀川プロいわく、ドローヒッターはボールとヘッドを離して構える人が多いそうです。
理由を尋ねると「円軌道をイメージしやすいから」だと話します。
ドローを打つには、ボールを「包み込む」ようなイメージが大切。
ですが、ボールとヘッドをくっつけて構えると、どうしても「ボールに当てて終わり」のイメージが湧いてしまうみたいです。
そこで堀川プロは、あえてボールとヘッドを離すことで、ボールを包み込むようなイメージを持っていると語っています。
フェードはヘッドをボールに近づけて構える
反対に、フェードを打つ場合はボールとヘッドを近づけて構えればOKとのこと。
フェードはボールに「バチン!」と当てるイメージがピッタリだからです。
このとき、ボールをヒール寄りに構えると、よりフェードが打ちやすくなるみたいですよ。
イメージ作りに最適!
ツアープロらしい「イメージ」を重視した内容ですね。
フェードヒッター(スライサー?)の僕も試してみましたが、確かにボールとヘッドを離して構えると、円軌道を意識しやすかったです。
さらに副次的な効果として、ボールとヘッドを離すことで、アドレス時に右肘や右肩が前に出にくくなることも発見!
スライスに悩んでいる人には「特効薬」になるかもしれませんね。
ぜひお試しください!
アドレスを変えてドライバーのドローとフェードを打ち分ける
お笑いコンビ「さらば青春の光」の東ブクロさんが出演するYouTubeチャンネル「刺激ストロングSPORTS(旧ゴルフわでしこ)」に、簡単にドローとフェードを打ち分けられる動画を発見しました。
ここまでご紹介した2つの動画は、どちらかと言えば本格的なドローやフェードを打ち分ける内容でした。
しかし、この動画は「カッコいいドローやフェードじゃなくてもいいから、とにかくOBだけは避けたい!」という人にピッタリです。
フェードはグリップエンドを右に寄せる
まずは左のOBを避けるため、確実にフェード(スライス)を打つ方法から。
以下の手順で構えます。
- バウンスをティー1本分浮かせてグリップし直す
- グリップエンドを飛球線と反対に傾ける
動画に出演している武市プロが言うには、バウンスをティー1本浮かせるだけでスライスが「確定」するとのこと。
おそらく、自然とウィークグリップになるのが理由かと思われます。
そして、スライスする分ボールを左に打ち出さなければいけないので、グリップエンドを飛球線とは反対方向に倒しましょう。
グリップエンドを反対に倒すほど、ボールは左に飛び出すからです(ボールを左に置くのと同じ原理)。
あとはグリップエンドに合わせてアドレスを取り直し、思い切り左に振ればOK!
構えた瞬間、東ブクロさんは「スライスしか出そうにない」とおっしゃっていました。
ドローはフックグリップで右肩を下げる
反対に、ドロー(フック)を打つ場合の手順です。
- グリップのロゴの右側に左手親指を合わせて握る
- 右肩を下げてフェースを真っすぐに合わせる
はじめに、グリップにあるロゴの右側に左手親指を合わせます。
右手は、自然にグリップすれば大丈夫です。
このままヘッドを下ろすと、フェースが左を向くことを確認してください。
これだと左に飛んでしまうので、右肩を少し下げてフェースを真っすぐに合わせます。
このまま振れば、勝手にインサイドアウトの軌道になるので、右から左に戻ってくるドローボールが打てます。
東ブクロさんが打ってみたところ、1球目こそ右に飛んでしまいましたが、グリップを調整した2球目では上手くドローボールを打てていましたね。
絶対OBを避けたい人におすすめ!
僕も試してみましたが、簡単にドロー(フック)とフェード(スライス)の打ち分けができました!
今までやってきたことは何だったんだ!?という感じです(笑)。
たしかにプロが打つようなカッコいいドローやフェードとは違うかもしれません。
ですが「絶対にOBは打ちたくない!」という人は、覚えておいて損はないテクニックだと思います。
ドライバーでドローとフェードを打ち分ける方法まとめ
ドライバーでドローとフェードを打ち分ける方法を解説しているYouTube動画を3本ご紹介しました。
どの動画でも共通していたのが、スイングを一切変えていない点です。
スイングを毎回変えると、ゴルフが難しくなってしまいます。
今回ご紹介した動画は、どれもボール位置やアドレスをほんの少し変えるだけなので、誰でも簡単にできますよ!
ぜひ参考にしてください!
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