ピンまであと数ヤードのアプローチショットでシャンクが出ると、スコアを崩してしまいがちですよね。
原因がわからなければ精神的にもショックを受けやすく、その後何度もシャンクが出続けてしまうことも珍しくありません。
本記事では、アプローチショットのシャンク対策について解説しているYouTube動画を紹介します。
ぜひ参考にして、シャンクを引きずらないようにしてください。
アプローチショットのシャンクとは?
そもそもシャンクとは、ゴルフショットの中でよくあるミスの1つです。
シャンクが出るとボールは大きく右に飛び出し、OBや林の中などに入ると、スコアに影響を与えてしまいます。
おもな原因は、以下の3つと考えられています。
- アプローチでボールが近すぎる
- オープンスタンスで構えている
- インサイドアウトで振って体が突っ込んでいる
自分のシャンクがどの原因で出たのかを見極めることで、早い対策が可能です。
それでは、アプローチのシャンク対策におすすめのYouTube動画を紹介します。
アドレスを直してシャンク撲滅
はじめに紹介するのは、2024年9月時点で2万7,000人の登録者数を誇る、「フェニックスメソッド」迷えるゴルファーへ、の動画です。
オーバースイングを直したくて井野プロのもとを訪れたアマチュアゴルファーが、シャンクに悩まされています。
ボールから離れる
アマチュアゴルファーのMさんがシャンクに悩んでいた原因は、アドレスでのボールの位置が近すぎるせいでした。
ボールの位置が近いと手の通り道が狭められ、さらにインパクトでお尻が前に出てしまうことで、ボールがクラブの根本に当たってしまっていたのです。
解決策は一つ、ボールから離れるというもの。
はじめは「届かないかもしれない」と思うかもしれないものの、打ってみると無意識に体が起き上がらなくなるため、当たりやすくなるのがわかります。
ライター自身もボールとの距離がすごく近くでアドレスを取ってしまうため、見直すべきだなと感じました。
オーバースイング対策にもなる
もともとはオーバースイングを直したかったMさん、シャンク対策でアドレスを直したらオーバースイングも直りました。
ボールとの距離が近いとボールに合わせようと体が伸び上がりますが、ボールとの距離が普段よりも遠い位置にアドレスすると、体の伸び上がりがなくなり、トップが自然と小さくなるためです。
「遠い」「近い」に対しては自然と体が調整してくれるため、まずは動画で正しいアドレスの位置の取り方を覚えましょう。
自宅でできるアプローチショットのシャンク速攻矯正
続いて紹介するのは、登録者数15.2万人のかっ飛びゴルフ塾の中から、自宅でできるシャンク速攻矯正法です。
右手一本で素振り
動画でレッスンを受けているフリーアナウンサーのヤマヒロさんは、左手で進行方向に行こうとしているのに、右手でわざわざ引いて動きを抑えてしまうことで生まれているものでした。
右手だけで素振りをすることで、引く動きがなくなり押す動きになるため、シャンクが抑えられるのです。
左手一本で素振り
シャンクを治すためには、右手一本の素振りだけでは足りません。
右手一本での素振りがスムーズにできるようになったあとは、左手一本で素振りをしてください。
このとき左腕を固めて体全体を大きくゆっくり回すという意識を持つのが大切です。
右手を添えて両手で打つ
左手一本の素振りができるようになったら、右手を添えるだけのイメージで両手で持ち、打っていきます。
右手、左手と一本素振りをしたあとに両手で打つと、シャンクを出そうと思ってもでなくなるのです。
動画の中では、アドレスについての解説もされていたため、合わせて確認してみてください。
アプローチシャンクを一発解決
最後に紹介するのは、こちらもアプローチのシャンクを一発で治す方法です。
PGAティーチングプロの竹内雄一郎プロが、体が突っ込んでしまうことで生まれるシャンクの解決法について、わかりやすく教えてくれています。
通常の構えをしたあと、ボールをネック側にする
解決方法は1つ、通常で構えてから、ボールをネック側になるようにして芯で打つ、というものです。
ボールをネック側で構えると、アウトサイドインで振っていた人は、空振りをしてしまいます。
人は「空振りしたくない」と無意識で思い、少し内側からヘッドを入れる動きになるため、手元が内側を通り、シャンクが出にくくなります。
ネックで構えてシャンクが出なくなったのを確認したら、普通の位置に戻して同じように振るだけで、解決です。
シャンクのせいでアプローチイップスに陥っていた人がこの動画で治ったという声もあるため、ぜひチャレンジしてみましょう。
アプローチショットのシャンク対策で安心してラウンドしよう
アプローチショットでシャンクが出るのは仕方ないにしても、対策を知らなければいつ出るんだろうと不安に思って、ほかのスイングでも思うように打てなくなります。
今回紹介した動画には、一瞬で治る方法も含まれているため、ぜひ頭に置いてチャレンジしてみてください。
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