【危険】そのアイアンのフェースの合わせ方、間違っていませんか?

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「アイアンが真っ直ぐに飛ばない」

「平均よりアイアンが飛んでいないような気がする」

その原因は、もしかすると「フェースの合わせ方」に問題があるのかもしれません。

フェースの合わせ方がほんのちょっと変わるだけで、スイングがガラリと変わってしまうからです。

今回は、アイアンにおける正しいフェースの合わせ方を、理由を交えてご紹介します。

アイアンの方向性や飛距離に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

目次

アイアンはフェースの合わせ方でスイングが大きく変わる

最初にご紹介するのは、「UUUMゴルフ-ウームゴルフ-」さんより、ツアープロコーチである内藤雄士さんのレッスン動画です。

内藤雄士さんといえば、かつて丸山茂樹プロの専属コーチとして海外を転戦し、現在は雑誌やテレビなどのメディアにも数多く登場する人気ツアープロコーチ。

内藤さんは本動画のはじめに「ほんの数ミリフェースの合わせ方がズレるだけで、球筋のみならずスイングプレーンにも大きな影響が出るので注意が必要」と話しています。

フェースの合わせ方は「十人十色」

まず前提として、フェース面の合わせ方には正解がないということを理解しておきましょう。

というのも、プレーヤーのスイング傾向や持ち球など様々な要因によって、フェースの合わせ方が違うからです。

たとえば、タイガー・ウッズ選手はフェースを開き気味に構えます。

一方で、2024年に開催された「全米シニアオープン」で2位となった藤田寛之選手は、フェースを閉じて構えることで有名です。

一般的に、ドロ―ヒッターはフェースを開いて構え、フェードヒッターは閉じて構えるというのがセオリー。

このように、プレーヤーの好みや打ちたい球筋によって、フェースの合わせ方は「十人十色」なのです。

アマチュアゴルファーは「閉じて構える」のがおすすめ

アマチュアゴルファー、特にスライスや飛距離不足に悩んでいる人は、フェースを閉じて構えるのがおすすめです。

フェースをあらかじめ閉じておくことで、インサイドからタメを効かせたショットが打ちやすくなるからです。

アイアンは一度フェースが開いてしまうと、ダウンスイングでフェースをスクエアに戻すための「キャスト」という動作が必要になります。

キャストとは、要するにタメがないアーリーリリースのこと。

弊害として、次の「NG動作」を引き起こします。

  • シャフトのしなりがなくなる
  • ハンドレイトなインパクトになる
  • アウトサイドイン軌道になる

上記のスイングだと、飛ばないばかりか、スライス回転の弱々しい弾道にしかならないでしょう。

一方、フェースをあらかじめ閉じておけば、ダウンスイングでフェースを元に戻す必要がありません。

その結果として、インサイドからタメを効かせたハンドファーストなインパクトが実現できるのです。

「飛ばない」「スライスが多い」という人は、フェースを被せて打つ練習をするとよいでしょう。

トップブレードを目標に合わせよう

どれくらいフェースを被せるかというと、アイアンの「トップブレード」を基準にするのがおすすめです。

トップブレードとは、アイアンのフェース上部のこと。

ここを打ちたい方向に対して直角に合わせることで、スイング中のフェースの開きを抑えることができます。

今まで開いて構えていた人は、かなりの違和感を感じるかもしれませんが、タメを効かせたキレの良いショットを打ちたい人は、ぜひ試してみてください。

アイアンの正しいフェースの合わせ方

こちらの動画内でレッスンを担当している橋本好功(よしのり)さんは、「ほとんどのアマチュアゴルファーは目標に対してフェース面を合わせようとしている」と話しています。

目標にフェースを合わせることの、一体何がダメだと言うのでしょうか?

遠い目標にフェースを合わせるのは不可能に近い

たとえば7番アイアンを使い、150ヤード先のターゲットを狙うとしましょう。

このとき、フェースを直接ターゲットに合わせようとしても、非常に難易度が高いことがわかるはずです。

距離が長く、ほんの少しでもフェース向きがズレただけで、大きな誤差となってしまうからです。

ちなみに、フェースの向きが1度変わると、100ヤード先では1.5メートル以上の誤差が生まれると言われています。

このように、目標に対して直にフェース向きを合わせるのは、不可能に近いことがおわかりいただけるのではないでしょうか。

フェースは「スパット」に合わせよう

では、打ちたい方向に対し、正確にフェースを合わせるにはどうすればよいのでしょう?

それを解決するのがスパットに合わせるという方法です。

「スパット」とは、日本語で言うと「目印」のこと。

ボールの先2~3センチほど先に目印を見つけ、それに対してフェース面を合わせるのです。

150ヤード先は無理でも、2~3センチ先であれば、比較的簡単にフェース面をまっすぐに向けられると思います。

ちなみにスパットは、落ち葉でも芝生の色が変わった場所など、何でも構いません。

スパットを目標にフェースを合わせれば、大きく方向性が狂うことはないでしょう。

まとめ

今回は、アイアンのフェースの合わせ方について解説しているYouTube動画を2本ご紹介しました。

アイアンのフェースの合わせ方ひとつで、飛距離や方向性は変わります。

また、間違った合わせ方を続けていると、上達を妨げかねません。

ぜひ正しいフェースの合わせ方を覚えて、正しい練習を行ってくださいね。

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