アプローチショット パターで転がす

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パターアプローチ

ピンまで数ヤードのアプローチショット、「短いから」と見て打つと、トップやザックリをして結局ダボ、トリ……そんな経験はありませんか?

実は意外かもしれませんが、一般的に短い距離ほど、ミスが出やすくなってしまうのです。

なにも考えなくてもしっかりと振り抜けば良いフルショットと比較して、アプローチは振り幅であったりスピードであったり、距離に応じたコントロールが必要になるためですね。

それでは、そんな難しいアプローチショットをしっかりピンに寄せて良いスコアで上がるためには、どうすれば良いのでしょうか?

その答えは、グリーンでしか使わないと思われがちな「パター」にありました。今回はアプローチショットで実際にパターを使う打ち方や、ウェッジをパターに見立てて使う「パター打ち」まで、わかりやすく解説してくれるYouTube動画3本を紹介します。

目次

「やったもん勝ち」のパターでアプローチ

ゴルフレッスン若林由美

まず紹介するのは、ボールがグリーンに乗っていなくても、グリーン周りの近い距離からパターを使ってアプローチをする方法を解説している、若林由美プロのチャンネルです。

コメントでは実際に120前後だったスコアが、パターをアプローチに取り入れたところ108になったという人もおり、即効性のある効果的な方法といえるでしょう。

以下でポイントを紹介します。

  • パターを使うべき場所
  • どのくらいの距離まで使えるか?
  • パターでアプローチショットをする際の考え方

パターを使うべき場所

アプローチショットにパターを使うのは、ボールがカラー付近にある場合です。

グリーンと同じように考え、コンパクトなストロークで芯に当てることを意識して、打っていきましょう。

「カラーからは使えるけど、カラーの外側のボールにパターは使えないのでは?」と思う人もいるかもしれません。

ライにもよるものの、グリーンに乗るまでの芝の抵抗を考えれば、カラーの外側にあるボールにも、パターによるアプローチは有効です。

どのくらいの距離まで使えるか?

若林プロのYouTube動画では、カップまで約14メートルの花道からでも、パターを使用していました。

ボールからカップまでの間にバンカーや池などのハザードが無ければ、意外と長い距離のアプローチでもパターが利用できるようです。

花道からパターを使ってアプローチをする場合は、グリーンに届くまでの傾斜確認もしっかりとおこない、力加減を把握していきましょう。

パターでアプローチショットをする際の考え方

パターでアプローチショットをする際は、まずグリーンに乗せることを考えましょう。

「この1打で入れる」と思うのは、無謀といえます。

パターをアプローチショットで利用するのは、トップやザックリなど、アプローチショットで出やすいミスのリスクを減らすためです。

芝の抵抗を考えカップを少しオーバーするくらいの力加減で打つと、グリーンに乗ってうまくいけば寄っていくため、欲を出さずに使用していきましょう。

シンプルで簡単に寄るパターのようなアプローチ

スギプロチャンネル

続いて紹介するのは、チャンネル登録者15.8万人を誇るスギプロチャンネルによる、誰でもマスターできるシンプルで簡単なアプローチです。

こちらは実際にパターを使用するのではなく、パターで転がすイメージでアプローチをすることで、しっかりと寄せる方法になります。

打ち方をパターと同様にしてクラブだけを変えることで、ボールを上げたり低く出して転がしたりと、いろいろなアプローチが可能です。

以下の2種類のパターン別に、どのように打てば良いかを学習しましょう。

  • 20ヤードの距離、使用クラブPW
  • 25ヤードの距離、使用クラブ58度

20ヤードの距離、使用クラブPW

20ヤードの距離で転がすイメージでアプローチをする場合は、PWを使用して、パター打ちをしましょう。

ポイント
  • クラブを立ててパターに近い構え
  • 手首をあまり使わずにパターのように振る
  • パターよりも少しハンドファーストにする

ピッチングで本ポイントを押さえて打つと、半分上がって半分転がるアプローチが生まれます。

25ヤードの距離、使用クラブ58度

続いては、ピンからエッジまでの距離が近い想定で、ボールを止めなければいけない状況で、約25ヤードの距離を58度を使用するアプローチです。

ポイント
  • 飛ばないことを想定して大きく振る
  • ハンドファースト

振り幅を大きくしても、あくまでパターで転がすように打つのが大切です。

58度はPWと比較してロフト角が大きいため、自然にボールが上がり、止まるアプローチとなります。

2つの打ち方は打ちやすいものの、はじめのうちは距離感がわかりにくいため、練習をしてから使用しましょう。

冬芝からでも簡単に寄せられるアプローチ

長岡プロのゴルフレッスン

最後に紹介するのは、PGAトーナメントプロの長岡プロのゴルフレッスンチャンネルです。

こちらもパターそのものは使用しないものの、冬のペタペタの芝からでもパターのように打つことで、しっかりと寄せていくアプローチの非常にわかりやすい解説になっています。

  • まっすぐ引いてまっすぐ打つ
  • トゥを地面につけてヒールを少し浮かす
  • ライ角通りに構えるとまっすぐ飛ぶため、かぶせる感じで打つ

長岡プロが動画の中で言う通り、パターでダフる人は(あまり)いません。

本動画は冬芝からのアプローチと銘打ってありますが、他の季節でも有効に利用できる方法のため、ぜひトライしてみてください。

アプローチでパターまたはパター打ちを取り入れて、ミスを少なくしていきましょう。

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