アイアンのボール位置でミス激減!ボール位置の基本をマスターしよう!

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「アイアンが上手く当たらずミスが多い」

「左右に曲がって方向性が定まらない」

アイアンでこのような症状に悩んでいる人は、スイングが悪いのではなく、もしかすると「ボール位置」が間違っているだけかもしれません。

言い換えれば、ボールを正しいポジションにセットできるようになるだけで、大幅にミスショットを減らせる可能性があるということです。

今回は、アイアンのボール位置の基本や、ボール位置の決め方をご紹介します。

「いつも適当に置いている」という人は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

アイアンのボール位置を決める基本的な考え方

はじめにご紹介するのは、人気ゴルフレッスンチャンネル「GOLFavo ゴルファボ」さんから、青山加織プロのレッスン動画です。

青山プロは本チャンネルで多数のレッスンを行っており、数多くの視聴者から「わかりやすい」と評判を得ています。

本動画では、アイアンのボール位置を決める基本的な考え方が紹介されています。

アイアンのボール位置は「番手」と「球筋」で決める

青山プロによると、アイアンのボール位置は、次の2つの要素で決まるそうです。

  • 使用する番手
  • 打ちたい球筋

それぞれ詳しく見てみましょう。

アイアンのボール位置は使用する番手で決める

ボール位置を決める一つ目の要素が使用する番手です。

9番アイアンまたは8番アイアンを基準とし、クラブが長くなるほどボールを左に、クラブが短くなるほど右寄りに置きます。

なお、番手ごとのボール位置の目安は次のとおりです。

  • 8~9番アイアン:体のセンター(基準)
  • ウェッジ類(PW、AW等):センターからボール1個分右
  • 6~7番アイアン:センターからボール1個分左

注意点は、ボールはかならず「スタンスの幅内」に収めることです。

スタンス幅からはみ出すと、ミート率が極端に悪くなってしまうからです。

アイアンのボール位置は打ちたい球筋によって決める

ボール位置は「自分がどんな球筋を打ちたいか?」によっても決めることができます。

具体的には下記のとおり。

  • 低い球が打ちたい場合:右足寄り
  • 高い球が打ちたい場合:左足寄り

なぜ低い球筋を打ちたいときに右足寄りに置くかというと、スイング軌道がダウンブローになり、加えてインパクトロフトが立つためです。

一方、高い球を打ちたい場合は左足寄りにボールを置きます。これは、アッパーブロー気味にボールを捉えられるのと同時に、インパクト時のロフト角を増やす効果があるからです。

ボール位置が変わってもスイングは同じ

ポイントは、たとえボール位置が変わっても、スイングを変えてはいけないという点です。

たとえば、ボール位置が右足寄りにある場合でも、体の中心にスイングの最下点があるつもりで振らなくてはいけません。

ボール位置が変わるのに合わせて体まで動かしてしまうと、ボール位置を変えた意味がなくなるので注意しましょう。

アイアンの最適なボール位置は人によって違う?

次にご紹介するのは、こちらも多くの視聴者に人気のゴルフレッスンチャンネル「ALBA TV」さんの動画です。

言わずと知れた日本ゴルフ界のスーパースター石川遼プロによる、ボール位置に関する貴重なレッスン動画です。

スイングの癖によって最下点は変わる

アイアンの最適なボール位置は、人によって違います。

なぜなら、右足体重で打つ人もいれば、反対に左足体重で打ったほうが心地よいと感じる人もいるからです。

たとえば右足体重で打つ癖がある人は、スイングの最下点も右足寄りになるため、必然的にボールを右寄りに置いたほうがミート率が高くなるでしょう。

反対に左足体重のほうが打ちやすい人は、スイングの最下点が左側になりやすいため、左足寄りにボールがあったほうが芯に当てやすくなります。

つまり、自分のスイングの最下点によって、適したボール位置は変わるのです。

では、どうすればスイングの最下点を知ることができるのでしょうか?

そのためには「打つ前の素振りがとても大切」だと、石川プロは話します。

打つ前の素振りで最下点を把握しよう

アイアンを持ったら、芝生をこするつもりで、何度か素振りをしてみましょう。

すると、クラブヘッドが当たった箇所に跡がつくはずです。

この跡が、あなたにとってのスイング最下点です。

あとは、最下点よりもやや手前にボールを置くだけ。

すると、素振りと同じようにスイングすれば、自然とダウンブロー気味にボールを捉えることができます。

ボール位置は「もっとも力が入る場所」で決める

ボール位置はもっとも力が入るポジションで決めるべき」と話すのは、日本ツアー31勝の永久シード保持者、片山晋呉プロです。

人間の体の構造上、力が入りやすいポジションとそうでないポジションがあり、力が入りやすいポジションにボールを置くことで飛距離と方向性を兼ね備えることができるそうです。

ボールは「左耳の付け根の下」に置くべし

片山プロが考えるアイアンのボール位置の最適解は「左耳の付け根の下」です。

片山プロにとって、このボール位置がもっとも左手に力が入りやすいのだとか。

試しに、左手で布団を叩く姿を想像してみてください。

このとき、左手が左耳の下あたりにあると、力が入れやすいはずです。

一方、左手を左耳から遠ざけるとどうなるか?

左手が左耳から遠くなるほど、力が入りにくくなると思います。

ゴルフで力強いインパクトを実現するためには、左手にしっかりと力を入れなければいけません。

ボール位置が左耳の付け根の下にあれば、いつでもボールを強く叩くことができるのです。

まとめ

今回は、アイアンのボール位置について解説しているYouTube動画を3つご紹介しました。

ミスショットをしたり飛距離をロスしたりするのは、単にボール位置が原因であることが少なくありません。

常に正しい位置にボールがセットできるようになれば、気持ちよくスイングができ、スコアも自然と良くなっていくことでしょう。

今回ご紹介した動画を参考に、ぜひご自身に合ったボール位置を見つけてください。

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